ハロー、そして、右手からどうぞ。

2015年05月

更新しました。
 あと一話で、このお話には一区切りが付きます。
 そう考えると、感慨めいたものがあります。
 あくまでもあの世界の覗き窓として、Hello,Mr.Rightside.はあります。
 あるいは定点カメラのように、区切られた世界の様子を映しています。
 これから、違う視点から覗いたお話を描くかも知れないし、全く違う世界を描くかも知れません。
 でも、「私」の目を借りたお話はここまで。そう考えています。

更新しました。
 何と言うか、いよいよたどり着くところが見えてきたという感じです。
 結局、右手は「私」をどこまで本気で殺すつもりだったのか。
 左手の当初の拒絶は、「私」に一度殺された恐怖と不信に起因するものでしたが、
右手の敵意は、狂った「私」によって自分の役割を奪われたこと、
そしてこの世界に引き込んだ「私」がすっかり記憶を失くしてしまっていたことが大きいです。
 ただ、反省してくれれば、右手としては良かったのかも知れないのですから。
 つまるところ、彼は構って欲しかっただけなのかも知れません。
それがずれにずれて、本人でさえどうしようもできないような状態に陥ってしまったのかも。
 自分で描いておいて曖昧なことを言う、と思われるかも知れませんが、
キャラクターは自分で創作したものであっても、ストーリー上では作者の手を離れるものだと思います。
 彼らの本当の思いは、彼らだけのものです。

Twitter始めました。
更新報告はBlogとTwitterアカウントの両方で行う予定です。
後は、ちょっとしたことは向こうで呟いて、こちらではちょっと長い話を書き流すことになるかなあ、と思います。

更新しました。
 「私」が自分自身の忘れ形見と交流するのはこれが二度目です。
お互い分かり合えるのか否か。
 今回、ちょっと詰まってしまって更新に間が空いてしまって申し訳ないです。

更新してます。
右手は作中で初めてでてきた、悪意を持ったキャラクターです。
悪意を人に向けるのは、同時に自分に悪意を向けて欲しい、関心を持って欲しい、という側面があると思います。
もしかしたら、相手の反応が想像できないだけなのかも知れませんが。

文藝の短編集も、あわせて更新しました。

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